先日、3週間ぶりに通院した。うつ状態は軽快し、ほとんど良くなったことを話した。うつのために処方されていたジプレキサ5mgを2.5mg 2錠に変更し、レキサルティ1mgはそのまま継続することになった。結局、新しい処方は次のとおりとなった。
・レクサプロ 10mg
・レキサルティ 1mg
・ジプレキサ 2.5mg 2錠
ジプレキサが2.5mg 2錠になったのは、様子を見て1錠にするか2錠にするかを自分で決めて服用するためである。
この診察で大事なことを言い忘れてしまった。それは最近、ちょくちょく不安感や焦燥感が起きることだ。不定期に午前中だったり、午後からだったりだが、夜には起きない。焦燥感を伴った不安感は、精神的に不安定になるし、苦痛である。
不安感・焦燥感が起きた時にレキソタンを服用したのだが、あまり効果が感じられない。この症状はアカシジアが起きた時の精神症状に似ているので、余っていたアキネトンを服用してみた。そうしたら30分ほどで不安感・焦燥感はぴたりとなくなり、精神的に安定してきた。何か普段よりも余裕が出てきて精神的に強くなったようにも感じる。
アカシジアは体がムズムズしてきてじっとしていられない身体面の症状が表面に出てくるが、精神的には焦燥感や不安感が生じる。私の場合、じっとしていられないという身体の症状は、焦燥感があるのであるといえばあるが、それほど目立たない。
たびたび不安感・焦燥感が起きるのでアキネトンを服用する頻度も多くなる。そのアキネトンの重大な副作用に依存がある。人によってはアキネトンの服用で多幸感を生じる場合があり、依存の生じることがあるという。私の場合は多幸感には程遠いが、不安感・焦燥感が消えて精神的に楽になることは事実である。このままだとアキネトンがクセになりそうだ
それにアキネトンは長期服用で認知機能に影響があるとされている。長く服用していていい薬ではないのである。
急に不安感や焦燥感が起きるのは、レキサルティが原因の可能性がある。レキサルティ1mgはCP換算値でエビリファイ12mgに相当するという。レキサルティはセロトニン系にも作用するので、ドーパミン系のみに作用するエビリファイに比べてアカシジアが起きにくいとされているが、それでも完全に無くすことはできないのだろう。
不安感・焦燥感が起きた時期は、ジプレキサ10mgまたはレキサルティ1mgを服用していた時期に集中している。ここは自己判断でレキサルティの服用を中止し、代わりに余っているエビリファイ1mgに変更することにした。次回受診時にエビリファイへの変更をお願いすることにしようと思う。