統合失調感情障害日誌

統合失調感情障害を患っている管理人のこれまでの日誌です

統合失調症

幻覚は五感全てに現れうる

統合失調症になると幻覚が生じる。統合失調症の幻覚で多いのは聴覚の幻覚である幻聴だ。視覚の幻覚である幻視は統合失調症では少ない。そのほかの幻覚には嗅覚の幻覚である幻臭、味覚の幻覚である幻味、触覚の幻覚である幻触がある。そのほかに異常な体の感…

入院するほどではない統合失調症

統合失調症(正確には統合失調感情障害)と診断されてるがそれで入院したことはない。症状が出ている時期でも会社に出勤して普通に仕事をしていた。それだけ軽症だったということなのだろう。 統合失調症の幻覚では幻聴がよくみられるが人の声による幻聴と考…

統合失調症の減少と軽症化

最近になって統合失調症が減少し、軽症化していると言われるようになってきた。今回はこの件について考察した論文「統合失調症の減少と軽症化はあるのか」*1 の要約を掲載する。 最近の臨床現場で、統合失調症の初発患者との出会いが四半世紀前に比して少な…

統合失調症になりたかった学生時代

私が学生時代だった1970年代、日本の精神医学会に反精神医学に関する一種のブームが起きていた。反精神医学とは当時、伝統的な精神医学に対する反省から生まれたもので、精神病患者の人権尊重を掲げていた。 いすず書房からR.D.レインの「引き裂かれた自己」…

階下の住人が物音で嫌がらせ

50歳頃に別のアパートに転居し、2階に住んだ。 その部屋は私が風呂を使い終わると浴槽の下からパン、パンという叩くような音がしてそれが10分ぐらい続く現象が起きる。1階の人が音を立てているように感じられた。なぜ音を立てるのか理由を考えたが、キッチン…

統合失調症の始まり

間もなく30歳になろうかとする時期である。何か精神的に不安定になってきた。 満員の電車に乗っていると、隣の人が自分を押しのけてくるように感じられ、怒りを感じた。押し合いのような感じになったこともある。被害者意識による攻撃性の表れである。 アパ…