統合失調感情障害日誌

統合失調感情障害を患っている管理人のこれまでの日誌です

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

統合失調症の症状と双極性障害の症状が同時に起きた

2011年の後半から2012年の前半にかけてうつ状態となり、その最中の2011年の暮れには統合失調症の症状も現れた。 2011年の夏に、上司から今後仕事の内容が変わることを告げられた。その仕事というのがネットワーク関係の仕事で、私が最も苦手とするものだった…

壁を叩く音は幻聴か

一時期、隣の部屋から壁を叩く音が聞こえてきたことがあった。 その音はコツ、コツという音で、隣の部屋の住人が嫌がらせで壁を叩いているとしか考えられなかった。しかし、嫌がらせといっても自分には隣の部屋の住人に、嫌がらせされなければならないことな…

失感情症(アレキシサイミア)かどうかをテストする

社会心理的ストレスが原因で、身体に気質的、機能的な障害の起きる精神疾患を「心身症」という。 心身症の疾患としてよくみられるものには消化性潰瘍、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア、疼痛性障害などがある。 消化性潰瘍には胃潰瘍、十二指腸潰瘍、…

他人の咳払いで私が簡単にタバコをやめられた理由

「タバコを止めるのは簡単だ。私はこれまでに100回やめている」という小噺があるくらい、タバコを継続して止めることは難しいことだ。 私は大学の寮で仲間がタバコを吸っているのを真似て吸い出したのだが、30歳過ぎになってタバコを完全にやめることができ…

抗不安薬の服用で体験した「明鏡止水」の境地

対人恐怖の症状に悩んで40歳代になって初めて精神科クリニックを受診した。 そこで最初に処方されたのが抗不安薬のコンスタン(ソラナックス)0.4mg錠だった。抗不安薬を服用して30分もすると、対人恐怖の緊張感が嘘のように消えて楽になったのだ。 同時に最…

統合失調症になりたかった学生時代

私が学生時代だった1970年代、日本の精神医学会に反精神医学に関する一種のブームが起きていた。反精神医学とは当時、伝統的な精神医学に対する反省から生まれたもので、精神病患者の人権尊重を掲げていた。 いすず書房からR.D.レインの「引き裂かれた自己」…

通院しに行ったらエビリファイが処方されなくなった

本日、3週間ぶりに通院してきた。 いつも通院は午後一番の3時からである。午後一番なのはなるべく早く受診を済ませたいからだ。待合室で他人の中にいるのは落ち着かない。 午前中から起きていられるようになったことを話した。主治医は「そうですか。それは…

統合失調感情障害の位置付けとは

医師から統合失調感情障害と告げられて、ネットでググってみたが情報が極端に少ないことに驚いた。統合失調感情障害は現在の精神医学でも未解決の疾患であるようだ。 医師は患者本人の主観的体験や自覚症状を聞き、可能であれば家族や周囲の陳述から行動上の…

通勤電車の中で出くわした 変顔「キツネ目」の男

あれは私が40歳過ぎた頃だった。終点に向かう通勤電車の中で「キツネ目」の男に出くわしたのだ。「キツネ目」の男と言ってもグリコ・森永事件の犯人ではもちろんない。 夜遅く終点に近づいていた車両内には私と、私の対面に中年の男が残っているだけになった…

対人恐怖(SAD)にSSRIが効かなかった件

私の最初の症状は対人恐怖(SAD)だった。 他人と会話を交わす時、相手の目を見つめると、自分の内心を見透かされるようで怖い。これは「正視恐怖」というらしい。同時に自分の目つきがキツくなって、相手に不快感を与えているのではないかと恐れる「自己視…

軽躁状態になってマンションを買った

私が最初に軽躁状態になったのは40歳の時だった。その当時、私は神経症の人たちの自助グループに参加していて、その会合では毎月の努力目標を決めることになっていた。その目標に私はマンションの購入をあげたのだ。 どうしてマンションを購入しようと思い立…

エゴグラムやってみたら悲惨な結果になった

心理学の手法である交流分析の理論に基づいている性格分析に「エゴグラム」がある。エゴグラムでは心の要素(自我状態)を5つに分類し、それぞれのバランスによって性格を診断する。この図は私のテスト結果である。このテストはこちらのサイトで行える。 診…